多世代交流を目的としたワークショップ〈藝大生と「金魚トンネルを作ろう!」〉を開催しました

2024年2月10日に「共育プラザ一之江」と「なごみの家一之江」の協力のもとに、一之江小学校体育館にて多世代交流を目的としたワークショップ〈藝大生と「金魚トンネルを作ろう!」〉を実施しました。2023年11月19日に開催されたキックオフシンポジウム第2部において、「多世代交流」や「世代間交流」をテーマとした質問が取り上げられたことがきっかけとなり、本ワークショップが企画され、実現しました。

〈藝大生と「金魚トンネルを作ろう!」〉と題した本ワークショップは、区内のビニールハウス農園と金魚養殖に想を得て、参加者が色とりどりの透明カッティングシートで金魚などをつくり、それをビニールシートに貼り付けて通り抜けのできるビニールハウスをつくるというもの。当日は、子どもから高齢者まで、予定参加者数を大幅に超える100人(関係者を含め)の参加があり、水族館のように参加者がつくった金魚や海棲生物を鑑賞できるビニールのトンネルを3時間で完成させることができました。 企画は丸山素直(東京藝術大学テクニカルインストラクター)と倉田明佳(東京藝術大学教育研究助手)で、東京藝術大学デザイン科の学生がスタッフとして参加しました。※所属は2024年2月当時

参加者の声

「ああでもない、こうでもないと言って作って貼ったら、魚も『井戸端会議」のようになっていた』(80代女性)

「自分だけでつくっているのとは違い、人の作品を見れるのが楽しかった」(60代男性)

「子どもたちも思い思いに自由に作らせてもらうことができ、長い時間集中して作業する子もいて、普段とは違う意外な才能を発見できました」(一之江小学校すくすくスクールスタッフ)