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松浦萌個展「ありがとう展」繊細で鮮やかなビニールテープワークを展示!

Sumi-Coホワイトギャラリーにて、江戸川区に在住の「ビニールテープワーク」作家の松浦萌さんの個展を開催いたします!

会期:10月20日(月) 〜 11月24日(月・祝)
平日・土日 9:00〜17:00
会期中休館なし/入場無料

 萌さんは幼い頃から、ご自宅でハサミとビニールテープを用いてアニメのキャラクターや日々の生活で見たものをたくさん制作されてきました。自閉症と知的障害があり、幼い頃から療育機関に通う傍ら、お母様に支えられながら30年近く、多くの作品制作を続けて来られました。
 この「ビニールテープワーク」は、主に、粘着面同士を張り合わせた状態の色とりどりのビニールテープをハサミで巧みに形を切り抜きながら組み合わせていくことで生まれる、半立体の作品です。とても緻密で繊細な“神ワザ”で、萌さんご自身がイメージできれば、事前のスケッチなどは行わずに、あっという間にちょきちょきと形ができあがります!
 また、療育機関では絵画教室にも参加してたくさんの絵も描かれてきました。今回の展示では、そこでこれまでに描かれた絵も展示します!ビニールテープワークとはうってかわって、とても大きく力強い作品ですが、共通して鮮やかな色使いと、愛嬌のあるゆるやかな形が特徴です。

萌さんによって生み出される、緻密さと大胆さによって作品たちを、ぜひ間近でご覧ください…!


松浦 萌(まつうら もえ)

1993年生まれ。江戸川区東小岩在住。
自閉症と知的障害があり、幼いころから言葉の代わりに手を動かしてきた。

[ビニールテープワーク]
3~4歳の頃、猫の絵のひげにガムテープを切って貼ったことをきっかけに、母が探してきた12色のビニールテープでいろいろな作品を作り始める。誰が教えたわけでもないのに作り続けるのは、言葉で表現することが苦手な本人の大切な言葉なのかもしれない。

[絵画]
2001年から療育機関の造形教室に入会。年に2、3枚の絵を描く。現在は北区の絵画工房「たゆたう」で活動。
東京都障害者総合美術展 2004年〜 17回入選
2017年審査員特別賞受賞/パラアートTOKYO入選


アクセス

〒132-0031
東京都江戸川区松島2丁目16−20
江戸川区文化スポーツプラザ 3F

徒歩の場合
・新小岩駅南口より徒歩21分

バスの場合
・新小岩駅南口より都営バス3・4番乗り場
 ◇新小21(西葛西駅行き)または新小22(葛西駅行き)
 ◇「江戸川高校前」下車徒歩13分
 ◇「江戸川区役所前」下車徒歩11分
・平井駅、亀戸駅、錦糸町駅より
 ◇平23(葛西駅前行き)または錦25・27(葛西駅前行き)
 ◇「小松川警察署前」下車徒歩8分

お問い合わせ

・東京藝術大学 あーとtoともに プロジェクトチーム:sumico.info@gmail.com
・江戸川区文化課文化振興係:03-5662-1628